飼育日誌
飼育日誌③
皆様こんにちわ。
またまたご無沙汰してしまい申し訳ありません…
今日はアザラシシーパラダイスの看板娘、日和ちゃんが主役です。
ふと、「日和も大きくなったなぁ~」と思うことが最近多いのでちょっと振り返ってみようと思います。
2015年9月にシーパラダイスがオープンしたのですが、
その頃日和はまだ1歳でした。
シーパラダイスへ引越す前は室内の個別プールで1頭で過ごしていた日和ちゃん。
初めての大きいプールにかなり驚いていました。
しかも屋外デビューも同時だったので環境がガラッと180度変わりました。
引越当日、摂餌(餌を食べる事)はありませんでした。
翌日からも様子を見ていたのですが、まぁ…そうなりますよね。
摂餌しない…水面にもあまり顔を出さず。
人間だって新しい環境は緊張するし怖いことだってあります。
日和ちゃんもまさしく「ここどこー!?」状態です。
…もうこれは慣れてくれるのを待つしかないのです。
そのまま1週間ほどはまともに食べなかったんですが、この環境に慣れてきてくれたのか
水中で少しずつ食べるようになっていきました。
日和ちゃん、決まってよく顔をだす場所がなぜかありまして。
よくそこで餌を持って待ちました(笑)
摂餌し始めたのでこれでちょっと一安心…ですが、まだまだ不安定な日和ちゃん(笑)
飼育員の戦いはまだまだ続くのでありました…。
と、本日はここまで!
また更新しますのでお楽しみに~!
飼育員 おおばより。
飼育日誌②
みなさんこんにちは!
久しぶりの更新となってしまい申し訳ありません。
前回の飼育日誌(1)では、アザラシシーパラダイスで暮らしている2頭のことを知ってもらえたと思いますので 今回はお隣のアザラシランドとの違いについて紹介しちゃいます!!
まず、オホーツクとっかりセンターとはアザラシランドとアザラシシーパラダイスの総称になります。
アザラシランドはゴマフアザラシ23頭、ワモンアザラシ4頭が暮らしています。
毎日5回あるえさの時間※に係員の解説があり、アザラシに触ることができたり一緒に記念撮影ができます!
※詳しくはアザラシランドのページよりご参照ください。
お天気の良い日では、みんなでひなたぼっこをしている姿を見ることができます
解説の時間に行くのもよし!みんなでゆったりしている姿を見に行くのもよし!
どうぞお好きな時間に遊びに来てくださいね
アザラシシーパラダイスはゴマフアザラシ2頭が暮らしています。
毎日3回あるえさの時間※にお客様がアザラシに合図を出して、魚をあげることができる体験型の施設になります!輪っかで遊んだり、記念撮影もできちゃいます!
※詳しくはアザラシシーパラダイス えさやり体験についてをご参照ください。
2頭しかいない分アザラシをより間近で感じることができちゃいます アザラシはもちろん、お話し好きの3人の飼育員がみなさんをお待ちしています(笑)
季節は春ですが、紋別はまだ風が冷たい日もあるので
暖かい服装で遊びに来てくださいねっ!!
飼育員 えんどうより。
飼育日誌①
みなさんこんにちは!
まずはアザラシシーパラダイスで暮らす子たちを知って欲しい!
と思いましたので今回はアザラシの紹介をします。
現在2頭のアザラシを飼育しています。
ゴマフアザラシという種類で2頭とも保護されたアザラシです。
アグ(写真1枚目)30才/オス
1988年5月に沙留で保護されました。
とても頭がよく、なんでもそつなくこなす頼れるお兄さん的存在です。
2017年には『たくさんの方を明るい気持ちにさせてくれた』
ということで紋別市長より感謝状が贈られました!
今は年に1度の恋の季節を迎えていて日和ちゃんにとにかく夢中...
えさの時間もそっちのけで男らしく鳴いてアピールしている
かわいらしい姿を見られるのは今だけです(笑)
日和(写真2枚目)4才/メス
2014年5月に紋別の港で保護されました。
お天気のいい日に保護されたので日和(ひより)と名付けられました。
とてもマイペースで我が道を行く!的なところもありますが、やればできる子!
いざというときにはここぞとばかりに頑張ります!
2018年に開催された「ヒレアシ甲子園※」では全国5位、北海道ではなんとNo.1に!!
※全国のひれあし類の中でだれが一番芸達者なのかを決めるイベント
その抜群のかわいさで好成績をおさめてくれました。
オホーツクとっかりセンターではアザラシランドも含め現在27頭のアザラシを飼育しています。
私たち人間と同じように1頭1頭 顔も違えば性格も違います。
よーく観察すればその違いにも気付けるかもしれません!
ぜひお気に入りの子を見つけみてください♪
飼育員 つちだより。